最終日間近となってしまったので慌てて恵比寿へ。東京都写真美術館へ「世界報道写真50周年記念展」行ってきました。んー久しぶりの外出です。気分転換になるような写真ではありませんでしたが…。
報道写真で歴史を直視するとあって、戦争の写真がやはり数多く目を引きます。写真展には海外の方もたくさん来ていてました。多量虐殺などの写真の前で、行った側の国の方がじっと見つめていて、私はその人の目や横顔や後姿を興味深く見てしまいました。
この写真展には「絶望と希望の半世紀」というタイトルがついていました。希望を失ったあとの絶望から、また新たに希望を見出す…。希望を持つことや夢を思い浮かべることさえ難しい場所にいるのに…。想像を絶する思いに呼吸が苦しいです。
やっぱり言葉にするって難しいですね。音であらわすなら雨の雫ぐらいの強さで響く一音です。雲から地上までの距離も含めてのね。