ブログお休みしてしまってごめんなさい。
週末にね、とっても悲しいことがあってね。
何があったかといいますと、こんなことがあったの。
私とあなたはたまにすれ違うくらいの関係。
すれ違うと言っても私があなたの前をただ通り過ぎるだけ。
私はあなたの声を聞いたことがなく、
あなたが誰かに触れられる所も見たことがなく、
歩いてる姿も見かけたことはない。
あなたは何年もの間その場所から動くことはなく
私は何年もの間何かをしてあげることはなかった。
ただお互いに何秒かの間、目を合わせるだけだった。
週末にね、あなたの声を初めて聞くことができました。
言葉と言うよりもあなたは一晩中ないていました。
私はあなたの声に安心し、そして不安な夜でした。
苦しそうに泣いているのに、それでも泣き続けて欲しいと
思ってしまった私を許してね。
檻の外の世界はどうですか?
自由に走りまわるあなたを想像することは出来ないけれど
これでやっと幸せに暮らせるね。
涙を洗い流した私はそう思えるようになりました。
天国へと開放された隣のシベリアンハスキー。
いつかあなたの大きな体を両手で撫でにいくから待っててね。
2005.06.13